大学ブランド・ランキング

今朝の朝日新聞に,来春進学予定の高校生を対象にリクルートが調査した「大学ブランド・ランキング」が掲載されていました。

志願度では,明治は早稲田に次いで第2位でした。男女の内訳は,男子は早稲田に次ぐ第2位で,女子は立教,早稲田に次ぐ第3位でした。

知名度でも,明治は早稲田に次ぐ第2位でした。




イメージ調査の上位5大学も掲載されていました。

「知的な」,「まじめ」,「おしゃれな」,「上品な」,「のんびり」はランク外でした(笑)。
「親しみやすい」,「自由な」では,ともに明治は早稲田に次いで第2位でした。
「明るい」では,明治は早稲田,青山学院に次ぐ第3位でした。


これらのランキングを見て思ったのは,知名度の高さや親しみやすさ,自由で明るいイメージなど,率直に言ってとてもうれしかったです。実際,いい大学です。ちなみに,僕が学生の頃と比べると,かなりおしゃれにもなったと思います。商学部では女子の割合がメチャクチャ増えたことも関係していると思いますが。

ただ,明治に限らず大学生全般に言えることだと思いますが,悪い意味でまじめで大人しくなったというか,「眉秀でたる若者が 撞くや時代の暁の鐘♪」という気概にあふれた学生が減少しているように思います。もちろん,明治にはまだまだそういう学生がたくさんいることを知っていますし,他大学と比べればその比率は高いかもしれませんが,俺が(私が)やらなきゃ誰がやる的な学生,論述テストで立派に自分の考えを主張できる学生は減っているように思います。

逆に,ニュースや教科書や講義内容を鵜呑みにする学生が目立ち始めているし,勉強に限らず全体的に受け身の学生も増えているように思います(講義内容というのは言いすぎかもしれません。しかも大学からリンクしているブログだし。要するに,自分の頭でも考えろということが言いたいのです。とくに教員が主観で話したことは鵜呑みする必要はありません。日本語の意味はよくわかりませんが,大学は授業ではなく,講義なのです)。もちろん,1つのコミュニティーで,全員が「俺が私が」になっては大変かもしれませんが,社会全体の中では明大生は様々なレベルでそうなることを期待されている存在でもあるのです。

一昨日の朝日新聞には,伊藤忠会長の丹羽宇一郎さんが,若者に対して「ひとに頼らず強くなれ」というコラムを書かれていました。丹羽さんは,入社したての若手を「伝書バト」と皮肉っています。

「上司に言われたことを相手に伝えるだけで戻ってくる。何か問題が起きても,自分で考えない。・・・中略・・・ 若者たちに知ってもらいたい。困難を乗り越えて人は強くなるということを。努力が自信と底力になる。いま,何かに苦労しているなら,それは天が与えたチャンスだ。君はその中で磨かれる。」

もっとも,自由なようで自由でないところなど,教育・大学や社会にも問題があると思います(自由というのはもちろん好き勝手にできることを意味してはいません)。KYという言葉が流行る時代は窮屈です(人を気遣う心はいつでも大切ですが)。

でも結局,時代の暁の鐘を撞くべきは若者です。キラキラと頑張ってもらいたいです。

明治大学は「個を強くする大学」を掲げていますが,教職員が責任を持って一人ひとりの学生をそのように育て上げようというのではありません(たぶん)。サポートはもちろんします。ただし,大学の主役は学生です。「個を強くする大学」を築き上げるのは学生なのです。

期待しています!!

小林尚朗
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by kobayashi_seminar | 2008-10-06 02:04 | 近況報告 | Comments(0)


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