NGOオルタモンドのセミナーのお知らせです。
商学部の学生は参加できない日程ですが,参考までに掲載致します。
『金になる水~水紛争の時代~』
講師:佐久間智子(「環境・持続社会」研究センター理事)
<altermonde/ユースセミナーシリーズ Vol.Ⅱ>
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◇◆◇消費惑星・地球◆◇◆
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第2回セミナー:『金になる水~水紛争の時代~』
講師:佐久間智子(「環境・持続社会」研究センター理事)
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◇日時:12月8日(土)18:30~21:00(開場18:20)
◇場所:文京シビックセンター4階 会議室A
(東京メトロ丸の内線・南北線後楽園駅徒歩1分、都営地下鉄三田線・
大江戸線春日駅徒歩1分)
・地図⇒http://www.b-civichall.com/access/main.html
◆資料代:500円(コピー代等)
◆定 員:30名程度
<参加申し込み>
お名前、大学名と学年、就職されている人は会社名など所属を記入の上
Eメール global-tax@mail.goo.ne.jp から申し込みください。
※服装は自由です(カジュアルな服装でどうぞ!)※入退場も自由です
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【本セミナーの概要・プログラム】
本セミナーでは、①世界の深刻化する水と水資源の状況(地下水の問題等含む)
②水道事業の民営化 ③水道水とペットボトル の3つに特に焦点を置きます!
プログラムは、主に以下の3つになります。
1.佐久間先生による講義
2.ドキュメンタリー観賞
3.ケーススタディ
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<呼びかけ>
私たちはいつでもどこでも水道の蛇口を開けば、きれいで安全な水を得ることが
できます。その上、私たちは飲料水としてペットボトル入りのミネラルウォータ
ーを買って飲んでいます。
ところが、世界に目を転ずれば、安全な水を利用できない人が10億人以上、下水
道など基本的な衛生設備を利用できずにいる人が26億人にも上っています。途上
国の幼い子どもの主な死因は下痢ですが、それは安全でない水と衛生施設によっ
て引き起こされています。
さらに、地球規模で見てみると、地球上の淡水の中で利用できる量は限られてい
るうえ(わずか0.3%)、今日地球温暖化により水状況が大きな変化に見舞われて
います。かなりの地域で干ばつと豪雨のサイクルが激しくなり、また地下水が枯
れるなど全般的に水不足が進行しています。その結果、農業生産が不安定となり
一部では食料不足が深刻化しています。
「20世紀は領土紛争の時代だったが、21世紀は水紛争の時代になるだろう」─
これはセラゲルディン前世銀副総裁の言葉です。そういう中で私たちの国は多く
の食料を輸入していますが、この輸入する食料を生産にするために必要な水(バ
ーチャル・ウォーター=仮想水)の量は莫大な量です(年間640億㎥)。世界の
水問題が深刻化しているのに、私たちは食料やその他の輸入を通して世界の水を
奪っているとの指摘もあります。
世界の深刻化する水状況(地下水問題を含む)、一方で進む水道の民営化、そし
てペットボトルの問題などについて、私たちとともに考えてみませんか。
■ドキュメンタリーについて…ただ今調整中です。
■ケーススタディについて…【アメリカで実際に起きた水事業民営化の闇】
◎【講師:佐久間智子さんプロフィール】
「環境・持続社会」研究センター理事兼非常勤スタッフ(「暮らしとグローバリ
ゼーション」プログラム担当)。共著書に、『儲かれば、それでいいのか−グロ
ーバリズムの本質と地域の力』(コモンズ、2006年)、『連続講座:国際協力N
GO』(今田克司・原田勝広編、日本評論社、2004年)など訳書もふくめ多数。
【ケーススタディ発表者:君嶋崇プロフィール】
「ニューヨーク州立環境森林・科学大学環境学部卒。環境に関するコミュニケー
ションと文化専攻。オルタモンド・セミナー実行委員。」
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